ゆく人、くる人。

世間が仕事納めであったり、大掃除であったり、年末年始の準備モードに入っているなか、ちょっと異邦人のように、その様を横目で見ながら、一方で自分にとっての一年も振り返る。
そう、振り返りは大切だ。

2018年、平成30年という一年が過ぎ、新しい年が訪れようとしている今、今年出会った人、今年久しぶりに再会できた人、今年も会えなかった人、もう会えなくなってしまった人、、、、。と自分の記憶にある様々顔や声を思い出す。
 一番有り難いのは、ずっと変わらずお付き合いいただける方がいてくださって、「良いお年を。来年もよろしく」と言って握手して 挨拶できる関係。

 このゆく人、くる人の確認、は新年の年賀状をいただく際に改めてすることになるが、今は、ありがたいことに、まだまだゆく人よりもくる人が多い気がする。
  年を重ねていけば、いずれゆく人が多くなっていくだろう。

ゆく人との挨拶はなかなかしっかりできないけれど、心の中にその人との思いを
きちんと刻み入れ、時々思い出したい。

今、いろんな人の笑顔を思い浮かべている。

私にとっては、それが「年末という節目」をしっかり味わえる瞬間かもしれない。

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