人間には不思議な能力がある。勘という第六感が働くのだ。これは科学的にどう解明できるのかできないのかわからないが、五感という現実の感覚ではなく、見えない予知能力というか、もっと動物的な本能的なものかもしれないが、とにかく生きていると「ピンとくる」という瞬間がある。
これは子供の頃よりも、大人になってきてから発揮される能力なのかわからないが、経験知から見える未来のようなものだとすると、一定の経験を積んでこその「勘」ということになる。
最近、いろいろ情報を集めていて、岐阜弁の方言かるたがあると知り、いたく感動。こういうものを企画する人がおられるんだな~。その発想も情熱も行動力も素晴らしいと勝手に感動。そのあと、このカルタを使ったイベントを考えた。岐阜で行うお子様イベントならば、とくに新年イベントならば、やらない手はない。
そう思い立ち、監修された方言の専門家である大学の先生にアプローチ、さらにその企画を商品化された企画会社の社長さんにもアプローチ。
「この人に会いに行こう!」と思うときには、何かその目先の目的以上の何かを感じているのだ。出会いから始まる新しい世界への期待などなど・・。
そして、実際お会いしてみると、その商品自体だけではなく、その背景やもっといえばその人のことが色々見えてきて、その生き方に感動が広がったりする。
とにかく、「あ!」とひらめく瞬間、ピンときたら、即行動するに限る。
この勘の働きは、素敵な出会いを与えてくれることが多い。大切に、大切に。厚かましくもあるが、時には必要。