自分がこの世に生まれ、55年の歳月が経つ。あっという間ということもできるが、いやいやとても長い時間だとも思う。もうこの半分も生きなくていいと、思う今日この頃。でも、死ぬまで生きるしかない。人生とはそういうものだ。生きなければならないならば、どうせ生きるならば、人まねでなく、自分流でと思って歩んできた。この生き方がこれでいいのかどうかの自己診断、自己チェック。誕生月にはそんなことも意識したい。自分は何のために生きているのか。生きていることで何か人の役に立っているのか?そう、自分の存在意義を確認したいのだ。意義なき人生は、時間やさまざまな資源の浪費だと思う。存在が意義あるものになるために、そのゴールに向かって研鑽する。結果、目標どおりいけなくてもその努力するプロセスこそが美しく、意義があるのだと思う。人生は毎日がプロセスであり、生きた足跡を残し続ける。まだまだぬるい、まだまだなわが道。この節目に、もっと自分の存在意義を高めることに思いを馳せたい。12月生まれでよかった。年末という節目でもあり、見つめ直すのに良い機会だ。