思い出のお宝を大切に。

フリーマーケットは面白い。いろんな時代の世界の、日本の珍品が
手に入ったりする。
このモノたちは、どのような歴史を生きてきたのかなと思い、
それがそんな人たちのもとに移っていくのかな・・・といろんなことを
想像する。
大切なものも、持ち主がいなくなったり、いろんな事情でマーケットに
出品されていくのかもしれない。

一方、大切なものについて。
このたび、何年も付けていなかったブローチがみつかって、うれしくてコートに付けて、外出した。
「落としたらいかんな。気をつけなくちゃ」
と思い、時々確認しながら、街歩きをしていた。
雨が降ってきて、途中で荷物を肩にかけたり、信号の変わりそうな
横断歩道を走ったり、激しく動いて、なんとか雨にあまりぬれずに
かえってきた・・・が、ブローチをどこかに落とした模様、、。
このショックはとても大きく、すぐに寄った先々に連絡をして
落ちていないか確認し、それだけで足りず、翌朝1時間以上を
引き返すことに。でも見つからなかった。

落としてはじめてその大切さに気づく。
10年以上昔、たぶんNYのデパートで買った・・・
クリスマスの時期にうれしい雪の結晶のブローチ。
本当の雪のように、どこかに舞い降りてしまった。

モノには、思い出が詰まっている。
そういうものたちを大切にしていきたい。
思い出のないモノを増やしても意味がない。
そう、モノをもっと大切にせねば・・。
なくしてみての教訓。

カテゴリー: Essay (Word) パーマリンク