歴史愛好家の方に向けて・・・の小さな提案が実現。

ザビエルの訪ねた町というご縁で、交流がはじまった、長崎県の平戸市。
ザビエルが訪ねていなかったら、もしかしたら私も訪ねていなかったかもしれない。
さまざまなご苦労と準備の末、今年、ついに世界遺産に登録された。
町を挙げての喜びである。そしてこの機会を逃してはならない。しっかりこの土地の歴史の
価値を多くの方に知っていただかなくては、そして先人から続く聖なる祈りを、受け継がねば、、。

私事としては、平戸の生月島でザビエルに捧げる曲を演奏する機会をいただき、もう3年が経った。
その後も時々、この島に通い、小さな交流を続けてきた。
そして、この世界遺産登録を祝して、何かできないか・・と浮かんだアイデア。
もっと平戸のことをいろんな人に知ってほしい・・。
そんな思いから、隠れキリシタンに関する特集企画の必要性を、PHP研究所に
提案をし、平戸市に押し掛け提案、その結果、歴史月刊誌「歴史街道1月号」紙面にて、
8ページの特集掲載が実現。
歴史愛好家の方たちに、平戸をまだよく知らない人たちに、ぜひこの美しい島
平戸を知っていただき、興味をもっていただく機会になればと思う。
私の妄想につきあってくださったPHP研究所のNさんや、押しかけ提案に
対応いただいた平戸市のみなさんに感謝だ。
ただいま、全国主要書店やAmazonなどで入手可能。歴史ファンには人気のある雑誌のため
売り切れになる可能性もあるようだ。もちろん版元PHP研究所でも購入可能。
PHP研究所 歴史街道
これからも、思ったこと、浮かんだことは臆せず、どんどん提案していこう。
ザビエルへの道は、こんな形でも切り開かれていくのだと信じている。
ところで、この歴史街道という雑誌、なかなか読み応えのある読み捨てしたくない、よくできた
雑誌だ。読者の手元に保存されることを願っている。
そして、ひとりでも多くの方にこの紙面をお読みいただき、平戸の重く、深い歴史を知り、
そして訪問していただければ・・。
一度訪ねれば、必ず大好きになる、素敵な楽園、そしてありがたき学びの聖地。
少なくとも、平戸は私にとって、そういった存在になっている。

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