イベントなど人に集まっていただく機会をつくるとき、
一人でも多くの人に来ていただけるようにしたいと思う。
そして、来ていただいた方全員に喜んでいただきたいと思い、
そのための対策をさまざま講じ、小さな工夫を心がける。
そして、全員が笑顔でお帰りになれるようにしたい、
最後にひとりひとりにお礼をいい、お見送りをする。
と、毎回そんなことをやり続けてきた。
企画によって、おもてなしの内容は変わる。
コンサートであれば、演奏やトーク・演出で最高のおもてなしを。
お食事もありであれば、そのお食事のメニューから、メニュー表から、
席次からすべて考える。
ディナーショーともなれば、同じテーブルに誰と誰が座ってもらうと
いい化学反応が生まれるか・・まで、よく検討する。
音楽をしっかり聴きたい方には、前の方のテーブル、初めての方には
全体が良く見える場所、交流を楽しみたい人は、お子さんが障がい者の
方がおられるときは・・など、いろんなことを考えて会場づくりを
考える。
最初から最後まで・・。とにかく工夫を重ね、全身全霊を込めて
企画から実施まで。
それが自分流の仕事のやり方だ。
でも、それでも、意外な化学反応が生まれたり、思わぬアクシデントも
ある。それも想定し、何かあっても速やかに対応する。
そして、笑顔でお見送り・・。
こちらの笑顔ではなく、お客様が笑顔かどうかが大切だ。
お見送りは、アンケートをとるよりも、よくわかる。
そして、その後のお礼メール。
その反応・・・。
その方それぞれの感じ方、喜び方、不満・・・などなど
聞かせていただける。
そこで思うのは、
自分が求める感想をいただける場合と、そうでない場合。
それも含め、自分の今後の企画を考えるには本当に
参考になる。
そして、
全員に、もれなく最高の満足をご提供することは
容易ではない。
そのことも、毎回いい学びだ。
しかし、お客様それぞれの満足が大切だ。
全員のお客様に満足いただけることが、私にとっての
満足でもある。