父が運転免許を返納してから、足が痛いと言い始めてから
「俺の人生は、もうおしまいや~」
というのを聞いてから、
返納をすすめた責任というか、悪いことをしたような気持ちが入り混じって
なんとか父が楽しむこと、父が行けるところをもっと増やせないかと
思ってきた。
職人であったため、人との交流がそんなに得意ではないため、
自分からは新しい世界に入っていかない。
いろんな人に教えていただき、先日知った包括支援センターに足を運び
今の父に合う支援内容を確認し、
認知症予防のために、デイサービスを利用できるようにした。
そして、まずはお試し。
その施設が気に入らなければ、どうしようか・・。
と思ったが、意外にも気に入ったようで、
「通わなしょうがないやないか~」
という父らしい、ネガティブ的な物言い、でも実は喜んでいる
という反応で、安堵。
なんとか、週に2回、これから通ってくれそうだ。
母は多く喜び、多く怒る。喜怒哀楽激しい人生。
父にも、もっと「喜楽」を体験してほしい。
83歳になれば、十分いっぱい喜怒哀楽を経験してきただろうが、
体力が落ち、自信がなくなってきている今、
小さなことでよいから、「喜楽」をもっと届けたい。
そんななか、父が通える場所が増えたことは
本当にありがたい。
改めて福祉関係のお仕事をされている方に感謝したい。
父の笑顔を増やす。私にできるささやかな親孝行・・・と
勝手に思っている。
そういえば、父が毎日通っている喫茶店は「きらく」。
・・・。無意識に選んでいるのだろうか?