ザビエルのゆかりの地での演奏プロジェクトがおかげさまで、進んでいる。
3年前の平戸から、そして12月の山口へ・・。
ザビエルが目指したのは京都。でもその願いは叶わず・・・。
一方、わがふるさと岐阜の名付け親である、織田信長。
かれは、愛知、岐阜、安土、そして比叡山を焼き討ちし・・
京都で・・・人生を閉じた。
京都は、両者にとってゴールであったが、いずれもいい結果ではなかった。
さて、このたび、滋賀県の安土にほど近いお寺の住職をたずねる。
約二十年ぶりの再会だ。京都の禅の大学の仕事でお世話になった方。
観覧車の発想の根底には、禅があったかも。と、近年、円相を見るたびに
思ってもいた。
お寺の維持が大変な昨今、あれこれと考えておられる。
私が20代でお世話になった方であるし、何かお役に立てないかとは
思っていた。
すると、地域の人向けにコンサートをと要望される。
お寺でお経を読むなど敷居が高いイベントではなく、直接仏教の話ではなく、
よりよく生きるということについて、音楽で伝えることができないか?
との命題だ。
ということで、この冬には、安土に近いお寺のある町で
コンサートができそうだ。タイトルは観覧車と円?縁?
岐阜に続く、信長ゆかりの地として、信長の曲も演奏できる。
私のザビエルロードは長崎から京都に向かって、そしていつかスペインで・・。
そして信長ロードは、岐阜から愛知、そして滋賀(安土)そして京都へ・・。
という2つのコース行脚が、実現し始めている。ー
ほんとうに動くと何が新しいご縁に出会うものだ。
そろそろサビエルと信長の間を生きた、ルイスフロイスの生きた軌跡も
気になってきた・・・。こちらは、リスボン、長崎、岐阜、安土などの
コースになるかな。いつか、こちらも。