何を書くか?で接客レベルがわかる

毎日のようにDMが届く。
印刷されたモノがほとんどであるが、時には
手書きのハガキ、さらには封書なるものもあり、
わざわざ自分のために、一筆書いてくださったものもあり
ふと手を止め、目を向け、印象にはかなり残る。
最近は、手書きのメッセージに加え、商品の写真ではなく、
スケッチを書いて送ってこられるケースもあり、
なんと、時間があるのかな?まさか家に持ち帰ってやっている
わけでもないだろうに・・。
いろんな意味で、とくにアパレル業界の大変さ、シビアな環境を
DMからくみ取ったりもする。

・・・先日はご来店ありがとうございます。
お会いできてとてもうれしかったです・・・・

というケースはよくある。これは別にひっかかることなく
すんなりと読める。

一方、なかなか足を運べないときに送られてくるDMの例
・・・最近、お会いできないのが 寂しいです・・

いやー、それは書いてくれたら、困るな~。
寂しいとか、そういう問題ではないし、個人の感情を
DMに書かれると、あなたとはお友達ではないので・・・
と思って、ついつい、ひいてしまう。

どこまでを出すか、どこまでいうか、
どこまでビジネスライクに、どこまで個人的に・・。

若い人にはとくに塩梅が難しいかもしれないが、
ビジネストークや、ビジネスコミュニケーションが
きちんとできないようでは・・・。

商品がどんなに素晴らしくても、セールスのレベルや
質で、商品やそのブランドの価値も下がってしまうことも
ある。

客商売は難しいかもしれないが、お客の心をつかむ
勉強をしないと、気が付いたら、するりと・・どこかに
行ってしまうかも。

販売員とお客の関係。
プロの対応をしっかりした人が売り上げを伸ばすはず。

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