最近、なんとなく、気になっていた人。
それは大人になって、ほとんど交流のなかった従兄のひとり。
ふるさとライブが10回目であるということで、過去に
来てくださって、ご無沙汰している人たちのことを思い出して
いたときに、ふと彼のことを思い出した。
1回目か2回目のライブだったと思うから、もう9~10年前のこと。
その従兄とは、そのとき30年ぶりぐらいの再会であった。
小学生時代以降、ほとんど会うことがなかったのだ。
でも、年は3つ上であるから、同世代。
お互い大人になったというか、もう中年・・で少し恥ずかしいような
感じがしたあのとき、その従兄はライブを見て、ほめてくれたような
そんな印象が残っていた。
どうしているかな?また会えたらいいな・・となんとなく
思い出していた。
ライブの2日後、その彼が急死したという報せがあった。
原因はクモ膜下らしいとのこと。
へ?うそ?久しぶりに思い出していたのに、なんで?
同世代のまだ若いといえる人が、本当にこのようになくなって
しまうということがショックであり、
何より、息子に先立たれた親の気持ちを思うと・・。
親ももう80歳を越え、これから子供の世話になるという
時に・・・肝心な息子が・・・というのは・・・・。
何が親孝行か親不孝か・・・よくわからない世の中であるが
とにかく、親より1日でも長く生きないと・・
改めて思った次第。
でも人の命は、わからない。
今を信じて悔いなきように生きるのみ。
早く逝ってしまった従兄のことを、
今何度も思い出す。
ああ、もう少し話したかったな。
もう一度聴いてほしかったな。
とちょっと悔いが残りつつ・・・
心からご冥福を祈っている。
人生は本当に一瞬先も、わからない。