お子様は何を喜ぶか・・の研究。

今、お子様向けのイベント企画と運営のお手伝いをさせていただいている。
大人向けの企画なら、マーケティングだ、コミュニケーションだといいながら
長らくいろんな分野でかかわってきたが、お子様向けのイベントを継続して・・
というのは実は新鮮である。
20代のころ、小学生向けの商品企画の仕事はしていたが、今どきの
子ども向けというのは、いやはや、久しぶりすぎてちょっと緊張する。

と思って始めたこの仕事も、3か月を経過し、お子様やその保護者の方との
接点も増え、商業施設でのイベント司会や盛り上げ役というのも、
なんとなくコツがつかめてきた感じで、とにかく今は一歩一歩前進あるのみだ。

子どもたちが喜ぶことは何か。
そこが一番気にかかる。
これまで、流しそうめんや水ロケット、最近ではおだんごトッピング、
毎月のバースデーイベント。
歌や言葉のあそびで、子供たちをどこまで飽きさせず、楽しい気持ちに
なってもらうことができるか。

子供向けに演奏の指導をしている仲間にも、子供向けイベントのコツなど
聞いてみる。

子どもはとくに年齢が小さければ、我慢してくれない。そこが大人と違う点。
だから、
飽きさせない工夫は大切だ。

たとえば、誕生日のお祝いの仕方。
どうせなら 同じお祝いの歌を歌うにせよ、誕生日のお子さんに
立ってもらうとか、ステージにあがってもらうとか、主役感を盛り込みたい。
またライブをするにせよ、自分らしいネタで企画したい。

実はこの仕事に関係なく、Eテレは、勉強になるので子供向け番組をよく
見てきた。無意識に研究だ。子どもが面白いものは、大人も面白いのだ。

昨日行った誕生祝いの会。他のアーチストが演奏されるのを
盛り上げ役としてサポートする。
そのアーチストは、絵本書店のオーナーで、絵本ライブなどを
されたり、ユニークな活動をされている。
その人のパフォーマンスを横でタンバリンなど叩きながらずっと研究。

演者の表情が豊かなとき、子供に受ける。オーバーな方がいい。
感情を露骨に表現したり、喜怒哀楽が明確なほど、子どもには受ける。
なるほど、子供たちはこのアーチストであるおじさんが真剣なのかどうかを見ている。
真剣にやっていると子どもたちは引き付けられるのだ。

なるほど。いろいろ学ぶことが多い。
今度は自分がマーサねえさんとして、どうお子様に向かい合うか
今しばらく真剣に新たな体験に向かっていこうと思う。

子どもが笑うのは、本当に楽しいことだ。
いつの間にかそのことが、この仕事のやりがいになっている。

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