8年半前からはじまった、ハッピーコミュニケーションプログラム「愛の元気人」。
毎月1回新潟駅南にあるこのスタジオに通い、新潟のさまざまなゲストを迎え、
いろんなネタを話し、音楽を流した。
雪降る日、嵐のような暴風の日、熱中症になりそうになってふらふらと
スタジオに到着した日。
企画からゲスト探しから、シナリオ作成から本番まで・・。
いつもそのことが頭から離れない、そんな8年だった。
今回、ついに番組終了という節目に。
いつか終わる、いつか終わろう、いつまでやるか?
どんなことでも、はじまりがあれば、終わりがあり、終わりがあるから、また新たに始まる。
だから終わることは、いつもハッピーエンドでありたい。
「愛の賛歌」で始まるこのわが番組、
いよいよ9月29日をもって102回目の放送、そして最終回。
昨日は、その収録。
いつもどおりゲストを迎え、いつもどおりインタビューをし、
いつものコーナーをまとめていく。
思いを込めすぎると感極まるので、思いを入れすぎず、
最後という意識をできる限りもたないで・・。
とはいえ、最後のゲスト選びはよく考えた。
いつか出たいと言ってくれていた青年が上越から駆けつけてくれ、
この番組をもっとも応援してくれた新潟の妹さんに出演いただいた。
ずっとリスナーで居続けてくれた番組の恩人が、今、目の前で話していると思うと、
ぐっと胸に迫る瞬間もあり、心のなかで「おいこら、泣くんじゃない」と
自分に言い聞かせ、ウサギ目の笑顔で番組も終盤に。
そしていよいよ、エンディング。シナリオに長々と書いていた
感謝の言葉もあまり思いを込めると言葉にならなくなりそうで、
その手前で、うまく収めた。
「これからも、愛の元気人は新たに挑戦を続けます。
みなさんありがとうございました。
ナビゲータは新潟応援団 マーサでした。チャオ」
最後の一言まで、涙を流さず、笑顔でいけた・・。
8年間、スタジオの外から話している自分の姿を見たことがなかったため、(当たり前であるが)
リスナー&ゲストに撮影してもらった。スタジオのガラスが反射しているが、懐かしくかけがえのない1ショット。
こういう風に見えていたんだ~。初めての発見。よくゲストさんはこう撮影して帰っていった・・・と
そんなことも思い出す。
収録語、放送局のみんなが、「お疲れ様でした」の声とともに、
パン!パン!とクラッカーでお祝いしてくれた。こちらも一生忘れないサプライズに。
この経験は次に生かす。
放送は9月29日。それまでまだ番組は終わらないけれど、まず、収録終了。