月別アーカイブ: 2021年10月
窓から願う「いい日、旅立ち」
父がお世話になった施設に、最後の物の引き取りとご挨拶に向かう。ベッドもテレビも、なくなった部屋に入る。これが最後の入室となる。片付けの途中で、写真を撮らせていただいた1枚。窓の向こうには、地元の神社。前方には天気によって … 続きを読む
課長の仕事って。
最近、企業の管理職の皆さんと個別に話をする機会が多い。一つの会社に、複数の管理職の方々がそれぞれがんばっておられるが、同じ役職名がついていても、人それぞれにその役割への意識や、担い方が異なる。それは、経歴や得意分野、仕事 … 続きを読む
ひとつ乗り越え、たおやかに。
コロナ前に歩いた、嵯峨の竹林のことを思い浮かべている。寒い冬。日陰からしゅっと伸びた竹たちを見上げると、その先に空が見えた。光を感じた。未来を感じた。 人生は、いくつもの節目を経て、成長していくものだと。節目を越えると、 … 続きを読む
惜しいバースデー。
本日10月28日。父が生きていたら、85歳の誕生日であった。もう2週間がんばってくれていたら、お祝いもできた。でも、この2週間が待てなかった、もたなかった。 なんとか夏を乗り切って、なんとか誕生日までは、なんとか年内は・ … 続きを読む
聞ける人に支えられ。
たとえば、ひとりの人生が終わる。このあと、何をどうすればいいか。その時になってみないと、いざ、その現実に直面しないと、わからないことが多い。親を送るということは、これまで知らなかった世界に足を踏み入れることでもあると、改 … 続きを読む
そっと、見守る優しさを。
マスコミの役割について、考えさせられることが多い近年。公器として、報道する立場としての思慮深さ、社会への影響をよく考えて報じているだろうか?興味本位や偏狭な解釈、あるいは操作的な意味合いを忍ばせて発信してはいないだろうか … 続きを読む
並んで、こっちを向いて。
母のときと同様、父の四十九日まで、何度かお寺に伺う。亡くなってから納骨までの法要に関することを一通り体験したことが記憶に新しく、今度は何かとスムーズというか、段取りがいいといいうか・・である。人間、不思議なものだ。経験す … 続きを読む
終わりよければ、次へ。
どんなことにも、始まりと終わりがある。1日にも、ひとつの仕事にも、人生にも・・・。そのプロセスはいろんな迷いもあり、途中で投げ出したいこともあったり、まあ、一筋縄にいかないことも多い。でも、やってみたら、なんとか着地する … 続きを読む
家の前に新たな街が!
名古屋に引っ越してきたのが4年前になる。いつか親のことが大変になるから、近くに・・という思惑は結果的にそのとおりになってしまった・・・。 引っ越すときに「3年ぐらいしたら、前にショッピングモールができますから」と不動産屋 … 続きを読む
マラソンの束の間の・・・。
仕事もひと段落して、ちょっと時間ができて、久しぶりに好きなカフェに行く。いつも行く店舗はコロナも落ち着き、盛況のようで、店の外に人が並んで待っていた。待ってまで入る気もなく、ふとその隣にできた、カウンター席だけの新館をみ … 続きを読む